最近海外ドラマでハマりだしたものの1つ「デアデビル」。 2003年に放映された映画「デアデビル」とは違います。そういえば主人公役はベン・アフレックでしたね。
そんな彼は実はDCコミックのヒーロー”バットマン”役を演じるなど、2大ヒーローコミックのヒーロー役(しかも主人公)を2回演じています。
ベン・アフレックバージョン↓
映画とドラマの違いとしては、映画に出てくる最大の的「ウィルソン・フィスク(キング・ピン)」が黒人の俳優(今は亡きマイケル・クラーク・ダンカン氏)から白人の俳優さんに、太り具合や見た目のキャラクターが原作に近くなりました。 Netflixバージョン↓
Netflixバージョンはやはりドラマシリーズだけあって勿体ぶりっぷりがハンパないです(笑)何せシリーズの後半まであのデアデビルの象徴でもある赤いスーツを着ないのですから! それまで銀行強盗のような格好です(笑)
怪しさ100%です(笑) この格好でシーズン1の後半までいるんですからなかなかの賭けですね。
デアデビルの見どころ
見どころとしては、鍛えぬかれた肉体を駆使したアクションと、ヒーローだけが絶対的な”善”ではない、ということを考えさせられるところだと思います。
主人公マット・マードックは、昼は弁護士として、夜は強盗として...じゃなくてヒーローとして街の平和を誰よりも願い、法律では裁けない悪を倒していきます。
対する悪の組織のボス、ウィルソン・フィスクも実は街の平和と安全を誰よりも願う1人なのです。
彼は自分が街を仕切るボスとなることで街の平和を維持しようと躍起になるわけです。 形は違えど、街に対する愛や最終的な平和など望むことは同じなんですよね。
ボスはまさかの恋煩い!?
このドラマでは、ボスの「ウィルソン・フィスク」が初々しい恋をするところが描かれています。彼も一人の人間だということをうかがい知れるシーンが多数あります。
逆に応援してしまいたくなってしまうことも(笑) そんな彼が恋に夢中になっている間にあっちでこっちで色々な問題が起き始めます。
彼の恋は!?そして一体物語はどうなってしまうのか!?まさに一見の価値有りです。
実はあのヒーローたちも...
そう、デアデビルも「MARVEL」作品の1つですから、彼らとの共演なども気になるところですよね!? 残念ながら彼らの姿を見ることは出来ませんでした(少なくともシーズン1では) ですが!この作品は映画版とは違い、「マーベル・シネマティック・ユニバース」というアベンジャーズなどの他のマーベル作品と世界観を共有する物語なのです!
なので実はこの物語はアベンジャーズのNY決戦後の話しということになっています。物語の冒頭あたりには、「ヒーロー達が飛び回って...」だとか「あれでNYの半分は壊滅した...」なんて話しが出たりします。
こういうの聞いただけでもMARVELファンにはとてつもなく嬉しい(笑)そのうち他の作品とクロスオーバーなんかしてほしいですね。
目が見えないことはギャップじゃない!
主人公のマードックは幼いころ事故にあい、その際に化学薬品を目に浴び失明します。視力を失った代わりに得た能力が驚異的な”感覚”です。
空気中に漂うにおい、動く際に聴こえる骨のきしむ音など、常人には到底分からない独自の能力を開花させていきます。
そして彼は他のヒーローと違い、空が飛べるわけでも超人的な怪力があるわけではありません。あるのはただ鍛え上げられた肉体と研ぎ澄まされた感覚のみです。
”目が見えない”なんていうギャップを感じさせるどころが普通の人より優れた力を発揮し、街を守るため一人の市民として悪と戦い続ける訳です。
あとがき
映画のヒーローのように超肉体改造された戦士が巨悪をバッタバッタとなぎ倒したり、超イカした機械のスーツを身にまとい空を往生無人に飛び回るようなものはないですが、ヒーローになりうるまでの葛藤や人間ドラマなど奥の深い作品だと思います。
ちょっと”濃い”ヒーローを見てみたい方はぜひ一度ご覧になってみてください(^^)きっとハマること間違いないです。